大井川流域 七ッ峰 (1533m) 2010年12月11日

所要時間 11:41 畑−−11 46 登山道−−12:35 七ッ峰 12:38−−13:10 畑

概要
 標高1230mの車道最高点より登る。この先は林道がぬかるんでおり普通車通行不可。また、地形図の破線は農家の作業道で施錠された鹿食害防止の門があって登山に利用できない。また、北西に伸びる主稜線上はしばらく畑が続きフェンスも続いているので乗り越えるのは不能で大きく迂回することになるので、畑は北側から巻くのか正解。稜線南側に廃林道の登山道あり。そのうち稜線に上がり山頂まで登山道が続く。山頂は東西のみ展望あり。



 七ッ峰は三ッ峰と尾根続きで、そこそこ山頂に近い位置まで車道が描かれているので短時間に登れる山だ。ただ、この林道が通行可能なのかは調べていないので不明で、現場に行って確認するしかない。三ッ峰から歩いても大丈夫だろう。

畑の入口が普通車で入れる限界 フェンス沿いに登った

 三ッ峰からさらに進んで下っていき、牛舎?のある場所で舗装された車道は右に下ってしまうので稜線に沿ったダートの林道に入る。さほど走らないうちに濃い轍は左の畑に吸い込まれ、直進はぬかるんだ路面状況となって普通車で突っ込むのは無謀だ。畑は鹿の食害防止用だろう、フェンスにぐるりと囲まれ、入口の門は施錠されている。地形図の破線はここを突っ切っているのだがこれでは無理だ。Uターンして路肩が広がった場所に車を置き、フェンスに沿って南の尾根に上がることにする。

稜線に出たいのだが東に延々とフェンスが続く 稜線南側の廃林道が登山道

 獣道があって簡単に上がれたのはいいが、稜線上も畑が続いていてフェンスも同様に伸びて稜線に上がれない。まさか延々と稜線上をフェンスが囲ったりしてないようなぁ。たぶん100m位だろうか、やっと畑の終端が見え、無事に南の稜線に回りこめた。期待通り稜線上には踏跡があった。

ここで林道を離れる。目印多数あり 日当たりの悪い場所では雪が残る

 踏跡を辿るとすぐに稜線南直下の廃林道に合流した。ここには登山道の案内があり、これを辿れば山頂に到達できるらしい。倒木処理されていないので車での進入は不可能、人間も倒木を乗り越える必要があった。やがて標識に導かれて廃林道を外れて右の斜面に取り付く。最初は植林だが尾根に出ると自然林に変貌、やっぱり日当たりのない人工林より日差しがいっぱいの落葉樹林の方が歩いていて気分がいい。ここも日当たりの悪い場所では雪が残っていた。

1510m峰に登る 樹林の向こうに七ツ峰
1510m峰で梅地方面への分岐あり 山頂へ向かう
北斜面は真っ白 七ツ峰山頂
七ツ峰から見た東方面 七ツ峰から見た沢口山
七ツ峰から見た前黒法師岳。これより奥は雲の中 駿河湾と伊豆半島も見えた

 1510m峰では北側にも道があり「梅地」の文字があった。このルートは大井川沿いの接阻峡に下る道で、ちゃんと破線どおりに存在しているようだ。ここから山頂までは大した登りではないが北斜面となるため残雪が多かった。といっても深さ1,2cmといったところだが。最初の1530m峰を越えた先が七ツ峰山頂で、東西が切り開かれて展望があるが、残念ながら深南部南部が見えそうな西側は雲に覆われて前黒法師岳が見えるだけで終わってしまった。

登山道を離れ稜線を越えて北側に下る 畑の西端に出られた
畑北側に林道あり 林道から見た大無間山

 帰りは途中まで往路と同じ登山道を歩き、稜線南に外れるところで稜線上を歩き、畑の北側を迂回して車に戻るようなルートにしてみた。ところが稜線上の植林帯は間伐したばかりで伐採された木が放置されて障害物だらけで、直進できずに人工倒木の隙間を狙ってジグザグに下っていった。やがて畑のフェンスが見え出し、うまい具合に畑の西端付近に降り立つことができた。フェンス沿いに歩くと北側に林道が登場、これを辿ると車を置いた畑入口に到着、ぬかるんだ区間を突っ切るとこの林道に出たのだった。 

 

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